【2020年1月23日】男女共同参画推進センター主催 「第7回 男女共同参画奨励賞表彰式?事例報告会」を開催しました。
2020年2月25日
2020年1月23日に、男女共同参画推進センター主催の「第7回 男女共同参画奨励賞表彰式?事例報告会」が開催されました。
本件は、男女共同参画社会の実現に関連する優れた研究?活動等を行っている本学の教職員及び学生に対して、足球彩票の表彰を通して奨励するものです。
今回は、下記の3件が受賞となり、その表彰と報告会を行いました。
- 研究?教職員部門:高度医療教育研究センター(救急科)三浦敏靖先生
「男性救急医家庭参加の取り組み~イクメンから見たイクボス~」 - 研究?学生部門:経済学部 臼杵ゼミ
「男女共同参画社会とアンケート調査に見る特徴」 - 活動?学生部門:人文社会学部「社会問題論2」履修生グループ
「ジェンダー?ステレオタイプの克服~多様性を尊重できる社会を目指して~」
三浦敏靖先生は、ご自身の実例紹介と合わせて、家庭も職場もチームワークが大切で、子育て経験の有無にかかわらず、上司とスタッフ等、職場全体がイクボスになること、それを若い世代へ発信していくことの重要性について話されました。
臼杵ゼミの学生は、育った環境と性別役割に関する意識の関係性に着目し、既存のアンケート調査を再分析?数値化し、「母親の家事の負担が大きかった女性は、責任ある地位に就きたいと思わない」等の分析結果を交えて、その関係性を明確に示しました。最後に、意識的な子育てとその支援の政策がより必要であると話されました。
「社会問題論2」履修生グループは、幼少期の経験が、ジェンダー?ステレオタイプに強く影響を与え、日々の選択肢を狭めている問題に着目し、学生への啓発CMを作成、紹介しました。24色の色鉛筆のように中間色を認める、ジェンダーフリーの社会を目指すことが大切であると話されました。
郡足球彩票も、先駆的な取り組みや特色のある活動報告に非常に熱心に耳を傾けられ、育ってきた環境だけでなく社会の流れも大きく影響するのではないかと、ご自身の経験も踏まえながらお話しいただきました。 受賞者以外の出席者も含めて、時には笑いを交えながら活発な意見交換が行われ、男女共同参画社会の実現に向けて、より一層理解が深まるとともに、各々の研究?活動の持続的発展が期待される、大変意義のある会となりました。
受賞者?受賞理由一覧
表彰式
研究/教職員部門 高度医療教育研究センター三浦先生
研究/学生部門 経済学部 臼杵ゼミ
活動/学生部門 人文社会学部「社会問題論2」履修生
足球彩票講評
意見交換