名古屋観光コンベンションビューロー インターンシップ報告2025
国際文化学科では、学生が大学の外に出て、これまで生きてきた社会や文化と異なる環境を体験し、多様な人々と直接交流することで、生きた知識や実践力が養われることを期待して「展開科目D」を開講しています。
2023年度より名古屋の魅力発掘と国内外への情報発信、観光案内所の運営、国際会議の誘致などを行う公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローが新たな研修先に加わり、3年目となる2025年度は3人の学生が参加しました。
2023年度より名古屋の魅力発掘と国内外への情報発信、観光案内所の運営、国際会議の誘致などを行う公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローが新たな研修先に加わり、3年目となる2025年度は3人の学生が参加しました。
参加者は、2025年8月12日~27日の期間中の5日間、各部署からのレクチャーや市内関連施設見学のほか、SNS案や旅行企画案の作成、観光客UP策の提案といった課題に取り組み、名古屋観光コンベンションビューローの業務の一端を体験したことで、観光地「名古屋」に対する理解を深めることができました。
※インターンシップの詳細報告は、以下のページからご覧いただけます。
国際文化学科サイト「国内ボランティア?インターンシップ(名古屋観光コンベンションビューロー)」
国際文化学科サイト「国内ボランティア?インターンシップ(名古屋観光コンベンションビューロー)」
【参加者】
人文社会学部 国際文化学科 岩田彩楓さん?中村天音さん?梁取大河さん
インターンシップを終えて
- 【岩田さん】
- 観光業に携わり観光を推進していくことの難しさと、名古屋には知らなかった魅力が多くあったということに気が付いた。
どの部署もどこで働く人も、名古屋を愛しており、名古屋をより良い観光都市にするという目標のもと、常に正解のない策を考え、地道にコツコツと実行しているということが分かった。観光業に携わるということは、果てしなく終わりのない仕事であるため、続けていくには地域を愛する強い想いが必要不可欠な仕事であると感じた。
名古屋の実情や名古屋にしかない強みや特徴を分析した上で、名古屋にあった売り出し方や魅せ方をしていくことが必要だと感じた。 【中村さん】 - 自分の地元をPRしたいのであれば自分の足で現地を訪れて楽しむことが大事だということを学んだ。ツアー案を作成するときに、実際に自ら足を運んで「面白い」「楽しい」と感じた観光地は紹介をしやすかったが、行ったことがない観光地については何を勧めればよいのかわからず、非常に紹介がしづらかった。
人に何かを紹介するときには、自らがその魅力をしっかり理解することの必要性があることを学んだ。 【梁取さん】 - 若者の中では当たり前だと思っていたことが、全世代に視野を広げるとまだまだ認知されていないと感じさせられた。たとえば、プロモーションにおけるインフルエンサーの起用方法などについては、若者としての視点が重宝された。世代によって、観光やPR方法の捉え方に大きな違いがあることを知れた点も大きな収穫であった。
同法人が運営するオアシス21と名古屋駅の観光案内所を見学。どちらにも英語が話せるスタッフが常駐し、英語以外にも2言語以上で全国レベルの観光案内が可能な体制が整えられていた。
公式SNS用の投稿案や歴史観光ツアー案の作成などの課題に取り組んだ。
「SNSを発信する側」「旅行案を考える側」の立場で名古屋の観光を考えることができたのは貴重な経験だった。
「SNSを発信する側」「旅行案を考える側」の立場で名古屋の観光を考えることができたのは貴重な経験だった。










