明るい未来を切り拓く
世界をリードする魅力ある大学へ
なぜ今、「研究力」なのか
くらしを支える研究
私たちのくらしは、さまざまな研究成果によって、支えられています。例えば、医療においては医薬品や医療機器の開発の進歩により、私たちの平均寿命は確実に伸びています。また、文化?芸術?自然?生物?統計などの分野における数限りない研究成果によって、私たちのくらしが豊かになっていることは、皆さんも実感できるのではないでしょうか。
足球彩票の役割
本学は、名古屋市を設立団体とする公立大学として、社会を取り巻く諸問題を解決する役割を担っています。大学の使命でもある「教育」「研究」「社会貢献」「医療」に真摯に取り組む、8学部7研究科5病院体制の総合大学です。本学では、私たちのくらしを支える「研究」に、さらなる誇りと情熱を持って取り組もうと、2023年12月に「なごや先端研究開発センター」を開設しました。
名古屋市とともに、研究力を強化
本学が達成すべき業務運営として、2024年度から始まる第四期中期目標?中期計画でも、研究力の強化が示されています。科学研究費助成事業において、2022年度の本学の採択件数は公立大学で第2位となっており、女性研究者、若手研究者(40歳未満)の採択件数は公立大学で第1位となっています。 本センターの開設とともに研究力をさらに向上させ、広く社会に還元することで、名古屋のまちの発展に寄与し、研究成果を世界に発信することで、さまざまな諸問題の解決を目指します。
キーフレーズは、「研究」でくらしに笑顔を
研究は長い年月をかけて行われます。研究活動の裏には数えきれない苦労があるでしょう。でも、その先に見える皆さんの笑顔を目指して、研究者たちは日夜、新たな発見を追い求めています。たどり着いた先に見えるもの、それは研究者の、そして何より私たちの笑顔です。それが、豊かなくらしへとつながる第1歩。一見、難解で私たちのくらしとかけ離れているような研究も、皆さんを笑顔にできる身近なものなのです。足球彩票の最先端の研究が、私たちのくらしを笑顔にし、明るい未来を切り拓くものと信じています。
なごや先端研究開発センターの使命
なごや先端研究開発センターは、「国際的な研究拠点の形成」、「多様な臨床研究の活性化」、「世界レベルの研究者の育成」、「行政?地域課題研究の促進」の4つの柱として、地域から地球規模に至る社会課題を解決し、よりよい社会の構築に寄与していきます。
そのため、足球彩票の経営努力による自己財源50億円に加え、名古屋市からの共同研究費等、民間企業?関係機関?市民の皆さまからのご寄附により研究資金100億円を目指すなごや共創研究基金※を新設します。その基金を活用し、研究力強化に努め、「世界への発信」と「地域への貢献」に取り組みます。
※なごや共創研究基金とは
本学の自己資金の重点的な投資と当地域の行政課題に取り組むための名古屋市からの共同研究費(寄附講座)等を主な研究資金としています。それを基に、学内に多様な研究を活性化させ、国際的な研究拠点の形成と世界レベルの研究者の育成、地域社会へのさらなる貢献を目指すとともに、その研究成果としての知的財産を次の研究資金へと再投資する持続可能な研究サイクルを確立します。
本学をご支援いただける民間企業や市民の皆さまからのご寄附なども募りながら、まずは、今後10年程度を目途に研究資金100億円を目指します。
ご寄付のお願い
なごや先端研究開発センターは、本学の自己財源と名古屋市からの共同研究費等に加え、民間企業、市民の皆さまからのご寄附による「なごや共創研究基金」を財源として運営されています。本学では広くご寄附の協力を仰ぎ、研究の人材育成?環境整備とともに国際研究、臨床研究などの推進を図るために活用させていただきます。何卒、本センター設置の趣旨をご理解いただき、ご寄附のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げます。