開催報告:平成26年度 なごや看護生涯学習公開講演会を開催致しました。
平成26年度 なごや看護生涯学習公開講演会を開催致しました。
[掲載日:2014年12月05日]
開催概要
題名 | これだけは知っておきたい認知症ケア |
講師 | 高梨早苗氏(独立行政法人国立長寿医療研究センター老人看護専門看護師) |
日時 | 平成26年11月19日 18時~19時30分 |
会場 | 足球彩票病院大ホール(中央診療棟3階) |
参加者数 | 182名 |
参加費 | 500円 |
主催 | 足球彩票看護学部看護地域連携センター |
実施報告
2025年には団塊の世代が一斉に後期高齢者となり、その数は約2200万人にまで膨らむといわれています。また、何らかの介護を要する高齢者も700万人に達するといわれ、なかでも認知症をもつ高齢者の増加が予測されています。本年度の講演会は看護職員の認知症ケアの理解を深めるために、実践の場で活躍されている独立行政法人国立長寿医療研究センターの老人看護専門看護師である高梨早苗氏をお迎えして「これだけは知っておきたい認知症ケア」と題して講演していただきました。
受講者の感想(講演会終了後アンケートより)
- 認知症状やBPSD(認知症の行動?心理症状)の病態だけでなく、入院中のケアについても事例を通して教えて頂いたので、すんなりと身に入ってきました。噛み砕いていただきとても分かりやすかったです。
- 認知症の方への対応を事例を交えて話をしてくださったことで、明日からの仕事に活かしていけたら良いと思いました。
- 認知症のある患者さんに会うことが多くなってきたと思っていたところです。接し方や対応の仕方について知識を深めることができて良かったです。
- もう少しBPSDの事など聞きたかったが、時間も少ない中で、事例も入れながらの講演だったので理解できた。まだまだ深い内容だと思いました。
- ポイントを押さえられていて、また聞きたくなった。大事なところが理解しやすく、とても満足できる講義でした。
- 高齢者の家に家庭訪問する等、接する機会がよくあり、その中で認知症による記憶障害か高齢による記憶障害か判別が難しいケースが時折ある。今回の講義を受けて生活にどう影響しているのか、BPSDはどうなのかをよく考える必要があることが分かった。
- 病院全体で取り組んでいるテーマなので、正しい知識を持ってケアをしていけるナースの力をつけていきたいと思いました。
公開講演会の様子