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SDGs活動紹介

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骨格筋の恒常性を調節する分子メカニズムの解明と応用



活動の概要 身体運動は生活習慣病や加齢性疾患の発症を防ぐことから、この分子メカニズムを解明し健康獲得に応用することは、健康寿命の延伸や医療費削減の観点から重要な課題です。私たちは、身体運動などの筋収縮により変動する骨格筋由来の内分泌因子(マイオカイン)とマイオカインの分泌を調節する情報伝達経路を網羅的に解析し、生活習慣病や加齢性疾患の発症予防や軽減に貢献する分子メカニズムの解明と健康増進への応用を目指しています。骨格筋は、日常生活などを支える「運動器」であり、またマイオカインを分泌する「臓器」でもあります。身体運動などの筋収縮が骨格筋の恒常性を調節するメカニズムを分子レベルから解明し社会に貢献したいと考えています。
活動の時期 【論文発表】
?2019年7月、2019年12月、2021年6月
【プレスリリース】
?2019年4月、2021年6月
【イベント実施】
?高大連携講座「大学丸ごと研究室体験」の実施(2019年、2021年)
関連URL http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~okutsu/
researchmap URL https://researchmap.jp/read0206216
関連する論文 ●Okutsu M, et al. Extracellular superoxide dismutase ameliorates skeletal muscle abnormalities, cachexia and exercise intolerance in mice with congestive heart failure. Circulation Heart Fail. 7(3): 519-30, 2014.
● Yamada M, et al(Corresponding author: Okutsu M). p62/SQSTM1 and Nrf2 are essential for exercise-mediated enhancement of antioxidant protein expression in oxidative muscle. FASEB J. 33(7):8022-8032, 2019.
● Yamada M, et al(Corresponding author: Okutsu M). Muscle-derived SDF-1α/CXCL12 modulates endothelial cell proliferation but not exercise training-induced angiogenesis. Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol. 317(6):R770-779, 2019.
期待される効果、今後の展望 骨格筋は、日常生活などを支える「運動器」であり、またマイオカインを分泌する「臓器」でもあります。身体運動などの筋収縮が骨格筋の恒常性を調節するメカニズムを分子レベルから解明し社会に貢献したいと考えています。今後の展望としては、身体運動や筋収縮により変動する疾患の予防や軽減に貢献する因子や情報伝達経路を解明し、創薬、サプリメントの作成や効果的な運動プログラムの開発などへの応用を目指しています。
所属 理学研究科 理学情報専攻
氏名 奥津光晴
専門分野 分子生理学、骨格筋生物学、運動分子生物学

骨格筋の恒常性を調節する分子メカニズム

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運動分子生物学による社会貢献の可能性

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