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2025年 第1期「スポーツと健康」


最新医学講座 オープンカレッジ 2025年 第1期のご案内
  • [開講日時] 足球彩票7年5月16日(金)~足球彩票7年7月11日(金) 毎週金曜日18:30~20:00 (5/23は休講) 
  • [応募受付期間] 足球彩票7年4月7日(月)~足球彩票7年4月25日(金)
  • [選考結果] 足球彩票7年5月7日(水)
  • [コーディネーター] 足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 主任教授 村上 英樹
スポーツを行うことは、肥満に代表される身体の形態、呼吸循環といった生理機能やバランス機能などを改善するだけでなく、心の健康の促進?維持においても大きな役割を果たすといわれています。
しかし最近は、スポーツによる傷害の件数が急激に増加してきています。ねんざや打撲など外から加わる力によるけがをスポーツ外傷、関節痛や疲労骨折など身体を使い過ぎて起こるものをスポーツ障害と呼び、その総称がスポーツ傷害です。
2026年には第20回アジア競技大会がここ愛知?名古屋で開催されます。この大きな大会にボランティアで加わる方もたくさんいらっしゃることでしょう。
ぜひこの機会に一緒にスポーツ傷害について学んでみませんか?

●第1回 5月16日 (金)

上肢のスポーツ障害(肩?肘)

足球彩票大学院医学研究科 運動器スポーツ先進医学寄附講座 山内 翔
肩のスポーツ障害は、オーバーヘッドスポーツやコンタクトスポーツで発生する。オーバーヘッドスポーツでは腱板損傷や成長期には上腕骨骨端線離開がみられる。コンタクトスポーツでは関節唇損傷により反復性肩関節脱臼を生じる。肘の障害は投球動作によるものが多く、成長期には離断性骨軟骨炎、成人では内側側副靭帯損傷などが挙げられる。反復動作や過負荷が主な原因で、特に成長期の骨端線への影響が懸念される。治療はリハビリなど保存療法が基本で、予防には柔軟性向上、適切なフォーム、筋力バランスの強化が重要となる。

●第2回 5月30日 (金)

上肢のスポーツ障害(手)

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 服部 勇介
上肢のスポーツ障害は、特にボールを使うスポーツや、一定の動作を繰り返すラケットスポーツで発症しやすい障害である。罹患するとスポーツ活動だけでなく日常生活に支障をきたすことがある。本講義では肘から指先までの領域におけるスポーツ障害やオーバーユースによる障害について、代表的な疾患ごとに受傷機転や治療法を解説する。また当科手の外科グループが携わるテニス競技をはじめとしたアスリート支援や、スポーツ障害への有効性が期待されるパパイヤ由来サプリメントの研究についても紹介する。

●第3回 6月6日 (金)

脊椎のスポーツ障害

足球彩票大学院医学研究科 運動器スポーツ先進医学寄附講座 八木 清
スポーツは健康に良い一方で、首や腰に負担をかける動作が多く、障害を引き起こすことがあります。特に腰椎分離症や椎間板ヘルニア、椎間板性腰痛症、椎間関節障害などが代表的です。成長期の子どもは骨が未成熟なため、過度な負荷で障害が発生しやすく、大人でも無理な動作や疲労の蓄積が原因となります。予防には正しいフォームの習得、体幹筋力強化、柔軟性の獲得が重要です。本講義では、脊椎のスポーツ障害の原因?症状?予防法についてわかりやすく解説し、スポーツを安全に楽しむためのポイントをお伝えします。

●第4回 6月13日 (金)

下肢のスポーツ障害(膝)

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 阿部 健作
本講義では、膝関節におけるスポーツ外傷?スポーツ障害に関してお話します。こういった疾患は、若年者が対象となることが多く、話の中心は若年者の外傷?障害となります。しかしながら一方で、近年では中高年者のスポーツ愛好家も増えてきています。そういった中高年者のスポーツ愛好家の方達が膝痛(変形性膝関節症)を発症してスポーツ継続困難となった時にどうするのか、という内容も紹介させていただきたいと思います。

●第5回 6月20日 (金)

救急スポーツ外傷

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 坪内 希親
スポーツは年齢や性別、障害の有無を問わず、多くの人に親しまれています。しかし、活動中の転倒や接触等により、骨折や捻挫、打撲などのケガが発生することも少なからずあり、現場での適切な初期対応がその後の回復に大きく影響するとも考えられています。本講では、野球、サッカー、テニス、マラソン、登山、ラグビーなど日本で人気のスポーツに伴うケガについて、発生状況を解説しながら、応急手当としてのRICE法、三角巾や身近な物を使った固定方法、出血時の圧迫止血や止血帯法の行い方など、現場で実践できる処置について詳しく説明します。

●第6回 6月27日 (金)

下肢のスポーツ障害(股関節)

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 坂井 宏章
股関節の痛みに悩んでいるあなたへ 股関節の痛みの原因によって、痛みをとる方法は様々な方法があります。股関節痛を改善するエクササイズから最新の手術治療(ロボットを使った低侵襲な人工関節手術、股関節鏡手術、低侵襲な骨切り術)まで股関節専門医がわかりやすく解説します!レントゲンでは問題ないと言われたのに痛みが続いている方、リハビリしているけど良くならない方、手術をしようか迷っている方は是非お越しください!

●第7回 7月4日 (金)

青少年期のスポーツ障害

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 長谷川 正樹
青少年期に頻発するスポーツ障害の実態とその予防策について考察します。成長期の子どもたちは、身体の発達に伴い、特有の怪我を負いやすくなります。特に、オーバーユースや不適切なトレーニングが原因で発生する怪我が増加しています。講座では、代表的なスポーツ障害の種類や症状を紹介し、怪我を予防するための効果的なストレッチやトレーニング方法、適切な休息の重要性について詳しく解説します。また、家庭や学校でできる具体的な対策についても提案し、地域全体で青少年の健康を守るための意識を高めることを目指します。

●第8回 7月11日 (金)

こどもの運動発達とそれに関する諸問題

足球彩票大学院医学研究科 整形外科学分野 梅村 彦太郎
近年、こどもの運動不足が指摘される中、健全な成長を促すためのスポーツ活動の重要性がますます高まっています。本講座では、こどもの運動発達の過程を詳しく解説し、運動不足による体力低下や姿勢の乱れ、運動機能の発達遅延など、現代のこどもが直面する課題について議論します。さらに、過度な競技スポーツが引き起こす障害リスクについても触れ、適切な運動習慣のあり方を探ります。また、スポーツを通じてこどもの健全な発達を支援するために、小児整形外科の観点から、こども特有の先天性疾患や成長期に多い運動器のトラブルについても講義します。