学部?研究科?附属病院の歴史

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看護学部?看護学研究科

看護学研究科の現在

修了生の活躍

 平成23年(2011)3月に大学院を修了し、早10年になります。現在は足球彩票病院で急性?重症患者看護専門看護師として、また主任として集中治療室に入室される重症患者さんへのケアを行うとともに、患者さんのご家族への支援、スタッフの教育を行っています。 
 この10年、集中治療室に入室される患者さんは高齢や独居の方が増加し、臨床で行われる治療も患者背景に応じてより吟味が必要な状況が増えています。このため、患者さんに治療が及ぼす影響がどれほどか、倫理的な問題は生じていないかなど、日々考えながら仕事をしています。
 困難な状況にぶつかるにつけ、自分の至らなさを痛感することもありますが、大学院で先生からこんなことを学んだな、こんな助言を受けたな、と今でも思い出し、参考にして解決策を考えています。

博士前期課程?専門看護師教育コース修了
丸谷 幸子

 70周年誠におめでとうございます。看護学研究科博士後期課程1期生として修了後、本学に採用、現在に至ります。博士課程の間は研究に専念していましたが、朝から晩まで研究に没頭でき、TA等の立場で学部教育にも関わることができとても貴重な経験となりました。市川誠一名誉教授がセクシュアルマイノリティを対象とするHIV感染症予防研究の研究拠点を本学に作り、多くの研究者やアクティビストを輩出してきました。研究プロジェクトを動かすには、多くの事務職員や教員の理解が必要となります。皆さんの協力のおかげで研究プロジェクトを継続できていることに改めて感謝したいと思います。この研究拠点ができて17年になり、NGOや名古屋市との連携も形になってきました。研究と教育と実践の場を連携させ、今後も社会に還元できる研究を発展させていきたいと思います。本学と看護学研究科の益々発展することを祈念して、お祝いの言葉とさせていただきます。

博士後期課程修了
金子 典代