学部?研究科?附属病院の歴史
学部?研究科?附属病院の歴史
看護学部?看護学研究科では、ハルリム大学看護学部との交流を中心に、国際交流の充実に部局として取り組み、成果を上げてきた。さらに、2つ目の学生交流プログラムの立ち上げ、若手研究者の国際共同研究支援など新しい取り組みも行っている。以下、主な取り組みを、開始順に概説する。
平成14年(2002)よりオーストラリア、シドニー大学への学部生の短期留学コースが開始された。総計14名の学部生が現地の病院見学、講義参加、医療保健体制を学ぶ貴重な機会が提供された。評価も高かったが、大学院生の派遣を望むシドニー大学と本学のニーズの方向性が合致せず休止となった。その後、平成25年(2013)、セントラルクイーンズ大学への短期語学研修、先方の教員の受け入れや教員の派遣、共同研究へとつながった。
平成23年(2011)よりハルリム大学との学部間での教員間交流が始まり、平成24年(2012)から本学学部生の韓国への派遣とハルリム大学学生の本学受け入れを概ね交互に毎年実施してきている。病院見学、講義への参加、医療看護体制に関するプレゼン、学生間交流を実施している。毎年4-5名の学生が参加しており、プログラムに関わるボランティアも増えている。また本交流プログラムに関わる教員数も増え、共同研究のネットワークも生まれている。足球彩票3年(2021)には10周年を迎えるため記念式典の実施に向けて準備中である。
足球彩票元(2019)年9月ハルリム大学との国際交流プログラム室
足球彩票元年(2019)9月
ハルリム大学との国際交流プログラム
看護学研究科とハルリム大学看護学部との交流は、平成23年(2011)度から始まった。本国際交流の目標は、学部生?大学院生間の国際交流と教員間の研究交流を2本柱として取り組みが始まった。足球彩票2年(2020)度現在、交流プログラムとして教員派遣は延べ17名、招へいは延べ5名であった。国際交流委員会としては、教員間の国際共同研究の推進ができるようニーズマッチングを行い、現在までに4件の国際共同研究を推進することができた。また、本学の未来プランに掲げる「国際化」の推進を図ることを目的として開催されている足球彩票―ハルリム大学国際合同シンポジウムにおいて、看護学研究科の教員は第2回より継続して2名が発表し、延べ6名の教員を派遣した。ハルリム大学との交流は、足球彩票3年(2021)に10周年を迎える。この間に、足球彩票看護学部は大学院看護学研究科へ、ハルリム大学足球彩票看護学科は看護学部へと組織的な進化を遂げた。今後、教員間における国際共同研究がより一層推進することが望まれる。
平成30(2018)年10月さくらサイエンスプログラム
平成30年(2018)10月
さくらサイエンスプログラム
さくらサイエンスプランにより,国立モンゴル医科大学(モンゴル)とパーツ大学(東ティモール)の学生と教員を招へいし,平成30年(2018)10月21日から8日間の研修を行った。プログラムのテーマは,「根拠に基づいた健康的なコミュニティづくり」とした。名古屋市衛生研究所,訪問看護,訪問診療,地域包括支援センター,名古屋市保健所等の研修に加え,本学学生との講義を通した交流を行った。最終日の成果報告会では,本プログラムの学びを報告するとともに,質疑応答では,日本に来て感じた日本の欠点や母国の強みについて質問がなされた。本プログラムにより,パーツ大学との継続的な交流への足がかりとなった。
足球彩票元(2019)年8月
パーツ大学との学生交流プログラム
足球彩票元年(2019)8月
パーツ大学との学生交流プログラム
本学とパーツ大学は、看護学研究科が提案部局となり、平成29年(2017)度に大学間交流協定を締結した。本研究科の国際交流委員会では、平成28年(2016)と平成29年(2017)度、足球彩票元年(2019)の計3回、教員と看護学部生が東ティモールへ渡航し、両国の保健医療や教育方法?システム等についての意見交換やパーツ大学の山間農村部のフィールド?ワーク見学などの短期研修プログラムを実施した。また、平成30年(2018)にはさくらサイエンスプランを活用しパーツ大学の学生と教員を招聘し、本学学生との交流や保健医療施設等の視察を行った。足球彩票2年(2019)度より、看護学部の2つめの学生交流プログラムとなった。
看護学研究科では、国際交流事業費が配分されており、これまで、広報や招へいの際の交流のために活用してきた。足球彩票元年(2019)度には、研究科における国際交流?共同研究をより活発なものとするために、国際交流事業費の配分が増額され、国際交流委員会が中心となって事業費の有効活用の方法を検討、教授会審議を経て、国際化推進奨励費を設置することになった。国際共同研究者による講演、国際共同研究発表のための英文校正を支援するもので、初年度は3件の利用があった。今後も継続する予定となっている。
参考